当院で行なっている入れ歯治療の種類です。保険の入れ歯、スマイルデンチャー(スマートデンチャーともいいます)、金属床義歯、高品質レジン床義歯、その他オプションとして、マグネットを併用する入れ歯もご用意し、さまざまな入れ歯治療を行なっています。 患者さまのお悩み、お口の中の状況を診て、適した入れ歯をご相談・ご提案いたします。
※保険の入れ歯治療のほかは全て、自費治療となります。
部分入れ歯は、失った歯(欠損)の数によって、小さなサイズから、総入れ歯に近い大型のサイズまでバラエティーがあります。 元々上あご下あご、本来ならそれぞれ14本の歯牙です(親知らずを除く)。 約1~2本欠損の片側性ミニタイプから、約4本~9本欠損の左右に渡たる中型タイプ、ほとんど全部に渡る10~13本欠損まで。 14本の欠損となると総入れ歯となります。 総入れ歯では固定すべき残存歯が1本もない事から、お口の中の保持固定の仕組みが異なり、部分入れ歯と総入れ歯では2つのカテゴリーに区分されています。
健康保険が適用される入れ歯です。比較的お手頃な金額で製作することができます。
シンプル・スタンダード・ベーシックな構造・構成です。
材質はプラスチックとなるので、修理や調整は容易です。
部分入れ歯の場合、歯にかけるバネは金属となります。
歯にかける金属のバネが気になって、口元を隠してしまう、金属のバネが気になって食事がしにくい、そんな方におススメの入れ歯です。入れ歯でも入れ歯に見えない、入れ歯と悟られない、自然な見た目の入れ歯です。歯ぐきと接する部分が薄く、お口の中の違和感も少ないのが特徴です。
左右どちらかだけの片側性タイプ (2歯欠損まで) | 99,000円(税込) |
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※3~4歯欠損以上の場合は、片側での処理は安定性が欠けるため禁忌症になります。
左右両方に渡った両側性タイプ (3歯欠損以上) | 132,000円(税込) |
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※両側性の場合は、口腔内の安定性から左右バラバラで2個ではなく、誤嚥防止のためにも左右一体型をお勧めします。 また構造耐久性の不足から、下記の金属床での設計が非常に優れています。
左右両方に渡った両側性タイプ +金属床義歯(4歯欠損以上) | 275,000円+55,000円=330,000円(税込) |
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※左右両側性の場合は、口腔内の安定性から左右つながった形が必要です。 一般的に入れ歯のサイズが大きくなると、構造が堅牢なほど入れ歯が動かず違和感が少なくなります。 スマイルデンチャーは柔軟なプラスチックを使用するため、全体の堅牢さに欠ける欠点があり、そのためには義歯の骨組みにしっかりとした金属を使用した金属床が必要とです。
自費の部分入れ歯をお求めの方に、一番おすすめしている入れ歯です。
部分的な入れ歯の場合、残っているご自身の歯にバネをかけますが、金属床の部分入れ歯を使用していただくと、残っている歯を揺らしにくいので、歯への負担を軽減できます。保険の入れ歯を使用した場合に比べ、バネをかけているご自身の歯を抜かずに済む確率は、約1/2と言われています。
当院の金属床の材質はコバルトクロムを採用しています。コバルトクロムは最も歴史のある材質となり、薄く仕上げることができます。他の金属と比べて、熱を伝えやすいためお食事をおいしく感じていただけます。長く快適に使用していただけます。
金属床義歯 | 275,000円(税込) |
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見える部分に入れ歯の支えを作る場合、金属の留め金が目立ってカッコ悪い。 そんなときには金具でなく歯肉色のピンク部分で支えることができます。これが「スマイルデンチャー」。別名ノンクラスプ義歯、スマートデンチャーとも言います。 特別にピンク色のプラスチック素材には弾性があり、残存歯にからんで義歯を安定させます。
しかしその一方で、大きな入れ歯では、弾性のプラスチックだけでは耐久性に欠けることもあり、金属床とのコンビネーションが見栄えと耐久性を良い具合にブレンドして長くお使いいただけます。 この金属の補強により、残った歯に負担が軽減し、ご自身の歯を守れます。
金属床と スマートデンチャー | 330,000円(税込) |
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よく噛める入れ歯、お食事が美味しく食べられる入れ歯は、口の中でガタつかず安定することがとても大切です。ところが総入れ歯には歯に引っかける金具も、もちろん残った歯さえありません。 総入れ歯の作製は、非常に困難な口腔内環境の中で、納まりの良いものを作るという技術なのです。 適合の良い事、上下の噛み合わせの精巧なバランス、そのような仕上がりによって、ぽっかり何もない口腔内で安定を図っていくものなのです。
上あごの場合は特に「吸着力」。 下あごの場合は特に「舌とのバランス」。
歯の代わりに噛む力を支える舌・頬・唇の筋肉、歯茎と入れ歯との相性、歯茎と入れ歯を吸着させる働きを持つ唾液の性質もとても大切です。
お口の状態や顎の形は千差万別であり、ひとつひとつすべて手作業で作っていくのが特に総入れ歯の仕事です。
健康保険が適用される入れ歯です。比較的お手頃な金額で製作することができます。
シンプル・スタンダード・ベーシックな構造・構成です。
材質はプラスチックとなるので、修理や調整は容易です。
入れ歯の粘膜に触れる部分(床)の一部を金属で作る入れ歯です。金属を使用することで、保険の入れ歯で使用するレジン(歯科用プラスチック)よりも、約1/3ほど薄くできるため、違和感を軽減できます。当院の金属床の材質はコバルトクロムを採用しています。コバルトクロムは最も歴史のある材質となり、薄く仕上げることができます。他の金属と比べて、熱を伝えやすいためお食事をおいしく感じていただけます。長く快適に使用していただけます。
入れ歯を金属で補強しているので、とても強度がある入れ歯です。噛み合わせる力が強い男性や、保険の入れ歯がすぐに割れてしまう方には特におすすめしています。
骨格部分に金属を使用しているため、たわみにくく、しっかりと噛めるメリットがあります。また耐久性があるため、長く使用していただけますが、修理や長期のアフターフォローにあまり適していないため、お口の状態に合わせてご提案しています。
金属床(上の歯の入れ歯) | 275,000円(税込) |
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金属床(下の歯の入れ歯) | 275,000円(税込) |
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DSグリップ・デンチャー® (上下は別々) | 154,000円(税込) |
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部分入れ歯、総入れ歯、どちらの場合にも用途のあるオプションです。
部分入れ歯の場合は、残っている歯の根っこにマグネット磁性体を埋入し、一方、入れ歯の対応部分にはマグネット本体を埋め込むことで、磁気の力を利用して入れ歯を安定させます。
総入れ歯で残っている根が無い場合は、新たにインプラントを植立して、マグネットで固定していく方法もあります➡【最下段を御参照下さい】インプラント・オーバー・デンチャー)
入れ歯の安定感をさらに求める場合に行われる治療法で、保険の入れ歯にも修理・追加することで組み込み可能です(自費診療)。
適切な使い方において、グズグズの入れ歯をしっかり固定することができ、大変好評な処置オプションです。
磁性体と本体 マグネット1箇所 | 合計47,300円 (税込) |
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総入れ歯の難症例の場合に、今まで使用している入れ歯(注1) を数回の来院に渡って形態修正を行い、口腔内で安定できる形態にまで、模索・修正していく特殊な技法です。
「 Tentative = 暫定的な、仮の 」という意味です。
1本も歯のないお口では入れ歯を支えるものがありません。 ぴったりと合う入れ歯を作るには、歯のない「あごの粘膜」との適合性が極めて大切ですが、その「あごの粘膜」のカタチが極めて貧弱な方がいらっしゃいます。 そのような難症例では、1回の型取りでは入れ歯を完成させることはとても出来ません。
そのような条件の悪い方に適した技法として、入れ歯の改造や粘膜調整材を使用して、まず、満足のいく形態を作り上げていき、その修正義歯の形態を模倣した新しい入れ歯を作製いたします。
(注1) 今まで使用している入れ歯 が使用できない場合は、別途「仮義歯」を作製してから本技法に入ることがあります。
1回来院あたり | 5,500円(税込) |
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | △ | × |
午前:9:30~13:00
午後:14:30~19:00
△:14:30~18:00
休診日:金曜日・日曜日・祝日