寝ている時も入れ歯をつけていませんか?
例外として歯科医師から装着を指示される場合がありますが、入れ歯は原則、寝るときは外すものです。
粘膜は入れ歯から休む時間が必要です。長く付けっ放しだと、食べカスから口腔内細菌やカビが大量に増殖します。唾液による清掃が働かない状態は、まさに「夏場に台所のシンクが汚れて放置して臭う」状態です。
お口の中の細菌は、速い速度で増殖し、プラークという細菌の集まりを形成します。このプラークの中には、むし歯や歯周病の原因となる細菌が生息しています。
プラークはご自身の歯がないからといって繁殖しないわけではありません。入れ歯にも「デンチャープラーク」が形成されてしまいます。入れ歯もご自身の歯と同様に、細菌から守らなければなりません。
入れ歯をキレイに洗うお手入れが大切なことはもちろんですが、これまでは洗浄効果は一時的なものでした。しかし最近、優れた安全性の高い抗菌スプレーが開発されました。
キレイに洗浄した入れ歯にこのスプレーを吹きかけ、1〜2分放置乾燥させると除菌し、24時間プラークを作らせないという効果があるのです。お口の中で長時間、清潔な入れ歯をお使いいただけます。
入れ歯をお使いの方には、ぜひご使用していただきたい商品です。
いまや、わが国の65歳以上の高齢者は全人口の27.7%、実に4人に1人が高齢者という状態(2017年調査)です。 このような中、高齢者の義歯機能の維持は、高齢者の健康を守り、生きる喜びを与える歯科診療の大切な役割のひとつになっています。
これからは、性能の良い優れた義歯のニーズが高まってきます。ただし注意しなければいけないのは、良い義歯があれば終わりというものではないということです。義歯に十分な機能を発揮させるには「義歯の質」「患者さまの機能」「患者さまの環境」の全てが重要になります。
質の高い義歯を作り上げ、患者さまの機能を最大限に引き上げると同時に、患者さまの環境を整えることが重要です。また、要介護患者さまなどの機能や環境に合わせた工夫を行うことで、さらに義歯の機能を高めることも考慮すべきでしょう。
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